黒板は教師と生徒を結ぶヒューマンインターフェース

2015-09-01

授業イラスト
黒板は、最も古くからある教育メディアの一つです。多くの授業は、黒板を介して行われています。
教師は黒板へ書き込むことによって知識を提供し、教育上必要な情報を伝達しています。
そして、生徒の反応をみたり、理解度を確認するために、生徒に考え方を書かせたり計算させたりして必要な補足的な指導を行っています。一方、生徒は黒板への書き込みを通じて、自己を表現したり、仲間達の意見を集めたりまとめたりします。
黒板はビデオ、テレビなど他の教育メディアに比べて感情移入がしやすいと言われております。生徒達は黒板に向かう教師の後ろ姿、黒板に書き込む筆勢、説明の語気などから事柄の重要性を感じとったり、指導に対する熱意、感情を読み取ったりしています。
このように、黒板は教師と生徒、生徒と生徒とを結び知識や心を通わすことのできるヒューマンインターフェースとしての役割を担っております。
黒板を介した教師と生徒のコミュニケーショーン。
それは、授業の流れの中で生み出されるエッセンスでありその場に臨んでいる教師や生徒のそれぞれにとって、常に新鮮で緊張感に充ちあふれています。その意味で、教師、生徒そして黒板が三味一体となってはじめて授業が成立し、いずれが欠けても授業が成立しないと言っても過言ではありません。





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